中日が7年続いたBクラスからようやく抜け出し、2020年シーズンAクラスとなりましたね。貯金が5つで今年は借金なく終えたシーズンとなりました。低迷が続いていた中日ドラゴンズでしたが、来シーズン以降が楽しみなシーズンになりました。
今シーズンのドラゴンズのMVPですが、大野雄大投手以外いないでしょう。
【参考】中日の最近の年度別成績
11年 75勝59敗(優勝)Aクラス
12年 75勝53敗(2位)Aクラス
13年 64勝77敗(4位)Bクラス
14年 67勝73敗(4位)Bクラス
15年 62勝77敗(5位)Bクラス
16年 58勝82敗(6位)Bクラス
17年 59勝79敗(5位)Bクラス
18年 63勝78敗(5位)Bクラス
19年 68勝73敗(5位)Bクラス
20年 60勝55敗(3位)Aクラス ←今シーズン
【圧巻】大野雄大の2020シーズン成績
今年の中日の躍進の立役者はなんといっても大野雄大投手でしょう。
2年連続の最優秀防御率のタイトルに加えて、今シーズンは沢村賞に輝きました。
こちらが沢村賞の選考基準と大野選手の成績!!!
(今シーズンは新型コロナウイルスの影響で開幕が約3カ月遅れて120試合制となり異例のシーズンだったことも考慮されました)
(1)15勝以上(11勝)
(2)150奪三振以上(148)
※セ・リーグトップで最多奪三振、12球団ではパ・リーグのソフトバンク千賀・オリックス山本の149に次ぐ
(3)10完投以上(10)←うち6完封で完投・完封ともに12球団トップ
(4)防御率2・50以下(1・82)
※最優秀防御率、12球団トップ
(5)投球回200以上(148回3分の2)
※12球団トップ
(6)登板25以上(20)
(7)勝率6割以上(6割4分7厘)
45イニング連続無失点を達成したことに加え「防御率」「完投数」「完封数」「投球回」で12球団トップの好成績を残したことが評価されました。
防御率も申し分なく素晴らしいですが、特に完投・完封の数が圧倒的です!
完投数の2位は阪神の西の4で、完封数は巨人の菅野投手の3です。それに対して大野選手は完投10完封6と圧倒的です。登板数20に対して完投が半分の10。驚異的な数字です。先発完投型の選手に贈られる沢村賞ですが、まさにそれにふさわしい成績を収めました。
来年以降の大野雄大投手の活躍が楽しみですね。
以上、【2020年沢村賞】大野雄大(中日ドラゴンズ)の圧倒的な成績!!!でした。
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