【中絶】いつまで間に合う?費用はどれくらい?

育児日記

初めまして!ぽんこつ専業主婦のちゃんこママです。今この記事を見ている方は自分の体に宿る命と向き合い、決断するための少しの勇気が欲しい、そんな方なのではないかなと思います。ぜひ参考にしてください。

私自身、一人目を産むことを悩みました。妊娠3カ月(12週目)の頃です。夫との関係が悪化してしまい、ひどい言い合いになりました。夫には「子供を下せ」と言われ、このままでは本当に産めないかもと思い、不安になり中絶手術を考えました。これから3人で生活していきたいと思っていたので、何とか2人の関係を築き直して、中絶手術を受けることはありませんでした。今では3人で仲良く暮らしていて、出産して本当に良かったと感じています。

現在、息子は一歳10カ月です。息子の誕生日が近づいてきたので当時の事を思い出しました。当時は不安で、沢山調べた中絶手術。今回はその中絶手術について気になる費用や、タイミング、手術の流れをまとめてみました。中絶手術をするか悩んでいる方は参考にしてください。

中絶手術の最適なタイミング

中絶手術が可能な期間は母体保護法により妊娠22週目までと定められています。妊娠22週目以降の中絶手術は母体に及ぼすリスクが大きいため、母体に生命の危機が迫っている場合をのぞいて母体保護法により禁止されています。

結論からいうと中絶手術の最適なタイミングは、妊娠6週~9週目と言われています。 今現在、ギリギリ9週目なのか?10週目なのか?について自己判断では難しいので、やはり産婦人科で診察を受けるのが一番良いでしょう。中絶手術の時期が遅れるほど自信の体の負担も増すので、決断は早めに、後悔のないようにして下さい。

妊娠4週目~12週目:この時期の中絶を初期中絶と呼びます。法律上は妊娠1週目から中絶手術が可能ですが、妊娠したことが確実に確認できるまでに時間がかかるため、妊娠4週目までは手術できない病院がほとんどです。母体への負担を考えると妊娠6週~9週目が最適なタイミングと考えられています。

妊娠12週目~22週目: この時期の中絶を中期中絶と呼びます。中絶手術の場合は役所に『死産届』を提出し胎児の埋葬許可証をもらう必要があります。(12週目以前は不要)医師からもらう「死産証明書・死胎検案書」を元に、死産から7日以内に提出する必要があります。

妊娠22週目以降:この時期の中絶を後期中絶と呼びます。日本では母体保護法により後期中絶は禁止されており、妊娠22週目をすぎた場合には基本的に出産をしなければなりません

中絶手術に必要なもの

  • 身分証
  • 中絶同意書
  • お金

中絶手術の費用

妊娠12週目までの初期中絶であれば、7万円~20万円の金額を提示している病院が多いです。

妊娠12週目以降の中期中絶は、陣痛を誘発し、分娩をする方法のため、入院して手術を行います。費用は、30万円~70万円程度。 中期中絶であれば、胎児の埋葬費用などもかかってきます。

病院によって金額は異なる為、詳しくは病院に問い合わせる必要があります。手術代以外にも、手術前後に健診費用がかかります。

中絶手術の流れ

  1. 診察をする(妊娠の有無を確認する)
  2. 事前検査を受ける(HIVや肝炎などの感染症の検査)
  3. 手術:手術の数時間前から『絶食』を行います。妊娠初期(妊娠12週目まで)であれば15分〜30分12週目以降であれば数時間で手術が終わります。

 12週目以降の手術は陣痛を人工的に起こして流産させるため、分娩するのと同じくらい身体に負担がかかります。入院費用もプラスされるため、妊娠中期の人工妊娠中絶は経済的な負担も大きくなります。

 人工妊娠中絶術は安易に行うことではなく、きちんと自分の生活計画などを考えた上で行いましょう。理想は妊娠前に、家族計画をしっかり立て、好まない妊娠をしないようにピルやコンドームを使うことです。
 人工妊娠中絶術は本来あってはならないことですが、どうしてもしなければならないかどうか熟慮の上、施行することです。

それでもどうしても将来が想像できないような、望まない妊娠をしてしまった場合は、相手とよく話し合い、今後の自分の生き方やメンタルとどう向き合ってくのか考える必要があります。私は産むも産まずも、親の勝手だと思いますが、しっかりと覚悟を決めて後悔のない決断をして欲しいです。

 不安な気持ちが多いと思いますが、産婦人科の先生や周りの信頼できる大人に、思うままの気持ちを吐き出してみると心が軽くなることもありますよ。

以上、【中絶】いつまで間に合う?費用はどれくらい?、でした。

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