初めまして。ぽんこつ専業主婦のちゃんこママです。一歳10か月の息子とエリート夫と生活しています。
今回は幼児が不足しがちな栄養素№1『鉄分』についてです。 鉄分と聞くとレバーが良い、貧血の人は積極的に摂ったほうが良いそんなイメージですよね。確かにレバーなんてなかなか食卓に出ない。調理も少しめんどくさそう…慣れていない子供は食べてくれなさそうだし…今、子供が健康そうに見えても実際のところは貧血で無理していた!そんな思いを後からしたくないですよね。
厚生労働省が出している「日本人の食事摂取基準」(2020年版)をもとに、実際のところ今の食事で足りているのか?何をどのくらい食べればいいのか?1~2歳児でも自然に食事から取れる鉄分とは?まとめてみたので参考にして下さい。
厚生労働省が出している「日本人の食事摂取基準」 というのは5年毎に新しいものを公開しています。5年、10年前では子供を取り巻く環境が変わってくるので、最新の情報を参考にするようにして下さい。
1~2歳の食事摂取基準
【鉄分】1~2歳は一日に3㎎必要です。(男女共)厚生労働省の推奨量は4.5㎎です。

鉄分が多い食材
どんな食材に鉄分が多く含まれているのか?ずばりレバーが断トツで鉄分を多く摂取できます。
日常的に鉄分を摂るのなら、乾燥ひじきを大さじ1で2.7㎎でほぼ一日分の鉄分を摂取することができるのでオススメです。


1~2歳でも毎日摂りやすいオススメ食材
【おすすめ食材】
- ひじき 大さじ2/5.5㎎
- 豆腐 半丁/1.4㎎
- ほうれん草 100g/2㎎
他の食材と混ぜても癖が少なく、子供が食べやすい食材ばかりです。 これらはカルシウムも多く含まれているので、積極的に毎食取り入れるようにしましょう。
※カルシウムについて気になる方はぜひこちらも参考にして下さい。
【カルシウムを多く含む‼おすすめの具材】
1~2歳の一日に必要なカルシウムは350㎎です。(男女共)
- (海藻類)乾燥ひじき(10g)100㎎
- (魚介類)乾燥桜エビ(5g/大さじ2)100㎎
- (魚介類)ちりめんじゃこ(15g/大さじ3)78㎎
鉄分不足におすすめレシピ
【揚げないがんもどき】
- 木綿豆腐300g
- お麩20g
- 片栗粉大さじ2
- ひじき等好きな具材
*すべての食材を混ぜて、油を引いたフライパンで焼くだけです。
お麩を入れると、がんもどきがふわっと仕上がって子供も食べやすくなります。お麩はその他にもタンパク質、鉄、亜鉛が多く含まれています。ハンバーグやつみれ等に入れるのもおすすめです。
多めに作って冷凍しておきましょう。
なぜ鉄分が必要なのか
- 全身に酸素を届けることで、免疫力や運動機能をサポート。
- 体を動かすエネルギーを作り出す。
- 集中力の維持、精神の安定につながる。
鉄分が足りないとどうなるのか
- 貧血
- 免疫力低下
- 集中力、精神の不安定
1~2歳というと、少しずつ食べ物の好き嫌いがはっきりしてきます。今日食べなかったからと言って、諦めてしまうのはまだ早い!子供は気分屋さんです。調理法を変え、盛り付けを変え、子供の気を引いて「昨日とはちょっと違う?」と思わせられれば食べてくれるかもしれません。子供の気に入った味付けや、盛り付け方があれば毎日出してもいいと思います。3食あるのですから、1食はしっかりと食べてもらえるものを出すべきです。市販のベビーフードを頼るのも大いにアリです。食べてくれないご飯を出すのもママ的にしんどいですよね。せっかく作ったのに…。しかし子供の健康を守れるのは親だけです。親次第で子供の成長が決まると言っても過言ではありません。 せっかくなら栄養のあるバランスのとれた食事を心がけたいものですね。ぜひ参考にしてみて下さい。
以上、【1~2歳児の離乳食】鉄分不足にオススメの食材でした。
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