【方言は移る】県外から来た私が、無意識に使ってしまう博多弁

家族でるんるん

初めまして!ぽんこつ専業主婦のちゃんこままです。2歳の息子と夫と生活しています。

私は福岡県人の夫と出会い、結婚して3年が経ちました。それまでは地元の愛知県に住んでいて、九州出身の人の知り合いもいなかったので、博多弁についてはあまり知りませんでした。テレビで男性人気ナンバーワンで、モテる方言というのは有名なので知っていました。私の地元の名古屋弁は人気がないので比較して「いいな~」と漠然に思っているだけでした。それがまさか結婚して、福岡県へ移住することになるとは夢にも思っていませんでした。

初めて夫の祖母へご挨拶へ行った際は博多弁の独特な言い回しに、「何となく理解できるな~」と思っていたのと「それテレビで聞いたことがある~」と生で聞けた感動がありました。夫も博多弁で話すのですが、やはり夫の祖母のような昔の方は方言のインパクトが強いですね。私が生できいて感動した博多弁には

  • ~ちゃん
  • ~と
  • ~ばい
  • ~たい
  • ~とよ
  • ~やけん
  • っちゃけど
  • ~よる

があります。会話につけると一気に博多弁(九州弁)っぽく感じられて、かわいいなと思いますね。

県外から来た私からすると、私がそれらの方言を使うことにはかなり違和感を感じます。本場で本物の博多人ばかりの中、3年余りのにわか者が使うには抵抗があります。一言で言ってしまえば、恥ずかしいです。しかし、そんな私が無意識に使うようになってしまった博多弁、それは

  • ~やろ
  • しゃーしい

『~やろ』は息子に注意するときによく使っています。標準語では「~でしょ」が同じ意味ですが、何となく『~やろ』の方が優しく感じるので使っています。子供と2人の時は使いますが、他に人がいたら恥ずかしいので使いません。

『しゃーしい』は夫に対して使います。標準語では「鬱陶しい」です。時々、夫は話が長くしつこいので「鬱陶しい!」と思うことがあります。夫婦喧嘩の一歩手前で、和ませながら夫に話を止めて欲しい時に使っています。しゃーしいは初めて聞いたときには意味が分からず、喧嘩中にもかかわらず半ギレしている夫に「どんな意味なの?」と聞いて、余計に怒らせてしまった記憶があります。それからは私も嫌味を込めて『しゃーしい』と使うようになりました。

標準語を話してきた私にとって博多弁は未知の世界です。方言自体が無くなりつつある現代で、博多弁を感じることができてありがたいなと思います。一緒にいる人の笑い方や話し方、仕草が似てくるのと同じように方言も移ります。相手の話を聞き、敬う心があってこそ方言も移るのだと思います。

以上、【方言は移る】県外から来た私が、無意識に使ってしまう博多弁でした。

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